どんな親も、我が子が集団生活を送りやすい幼稚園に入園させてあげたい気持ちは一緒。
ここでは、子どもを育むためにより特化した取り組みを持つ園をご紹介します。
自然豊かな環境に囲まれて
やさしさとたくましさ、感謝の心を育てる。
基本的な習慣として
「あいさつ、掃除、合掌」を確実に身につける。
平成25年度に幼稚園として開園し、27年度にこども園に移行。「明るく、やさしく、たくましく」という教育方針のもと、大乗仏教に基づく豊かな人間性の養成を目ざした教育に取り組んでいます。園児たちに身につけてほしい生活習慣として、当園が力を入れているのは、「あいさつ、掃除、合掌」。簡単なようですが、習慣としてできるようになるのは大人でも難しいものです。今後、大きくなってもできるように、在園中に確実に習慣化させたいと考え、継続的に声掛けをしています。作陽学園の校訓である「念願は人格を決定す 継続は力なり」という言葉の通り、教職員、保護者ともに、常に「子どもが将来立派な人になるように」との熱い願いを胸に、大切なことを継続してやり抜く力を園児たちに身につけさせています。
(左)0歳児も、お友だちと仲よく (右)夏は、3歳未満児はビニールプール遊び
自然にふれるなかでの
発見や気づきを大切に積み重ねる。
自然とのふれ合いを大切にしていることも特徴です。園内は、自然環境に恵まれており、園児たちは木登りをしたり動物たちと遊んだり。農園では野菜や、リンゴ、レモン、アケビ、甘夏などの果樹を育てています。自然の中で走り回って遊ぶことによって、健康づくりにつながるとともに、「自然」の中の昆虫や植物とも友だちになり、生命の大切さを知るきっかけになると考えています。また、大学附属園であるため、大学の各学部(音楽学部、食文化学部、子ども教育学部)の学生や教員と幅広く連携しており、音楽の指導や演奏、調理、幼稚園実習など、園児たちの貴重な体験の場となっています。
(左)落ち葉のうえでダンボールそりすべり (右)園内にある大きな木で木登り
ドンブラっこ2018年春号 より転載